【住宅のプロが教える】HEAT20って何?G3はどのくらい?|スタッフブログ|エア ロジック|Air Logic|鳥栖エリアで住宅着工数No.1の至福の暮らしを叶えるプレミアムハウス

スタッフブログ

Blog

【住宅のプロが教える】HEAT20って何?G3はどのくらい?

コラム

2023/08/09

こんにちは!AirLogicです。 今回の記事では、HEAT20について詳しく解説します。 高性能な住まいを探しているご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください。

HEAT20とは?


HEAT20とは、「Investigation committee of Hyper Enhanced insulation and Advanced Technique for 2020 house」の略称で、「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」のことです。 この委員会は、2009年に設立された一般社団法人で、低環境負荷・安心安全・高品質な住宅の実現のために、主として断熱性能に関する研究・普及活動を行っています。 HEAT20が提案する新しい断熱基準は、従来の国土交通省が定める基準よりも厳しいもので、G1・G2・G3の3つのグレードに分けられています。 佐賀県のエリアではそれぞれに以下のような基準が設けられています。


グレード UA値  
G1 0.56以下  
G2 0.46以下  
G3 0.26以下  

UA値とは、建物全体の断熱性能を表す数値で、小さいほど断熱性能が高いことを示します。 C値とは、前述した気密性能を表す数値で、小さいほど気密性能が高いことを示します。


G3はどのくらい?


G3は、HEAT20が提案する断熱基準の中で最も高いグレードです。 UA値が0.28以下、C値が0.5以下という基準をクリアした住宅を指します。 では、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。 以下に、G3のメリットを3つご紹介します。


G3のメリット①:快適な室温を保つ


G3のメリットの一つ目は「快適な室温を保つ」です。 G3では、外部からの冷暖房空気の侵入を極力防ぎ、室内温度を一定に保つことができます。 これにより、冬は暖房効果が逃げず、夏は冷房効果が外に逃げないため、快適な生活環境を維持することが可能です。冬は暖房効率が高まり、夏は冷房効率が向上し、快適な室温を維持しやすくなります。 さらに、光熱費の削減にもつながります。


G3のメリット②:家の中で温度ムラがなくなる


G3のメリットの二つ目は「家の中で温度ムラがなくなる」です。 G3では、部屋と部屋の間や、室内の角での温度ムラが少なくなります。 これは、気密性が高いと空気の流れが少なくなるため、温度が均一に保たれやすくなるからです。 これにより、例えば、子供部屋が寒くて子供が風邪を引くといった事態を防ぐことができます。 床からの冷えを感じにくくなったり、天井近くが暑くなりにくくなったりします。


G3のメリット③:内部結露やカビが防げる


G3のメリットの三つ目は「内部結露やカビが防げる」です。 G3は、湿度の変化にも優れています。 家の中と外の空気の出入りが少ないため、外部の湿度が高い日でも、室内の湿度を一定に保つことができます。 その結果、内部結露やカビの発生を防ぐことができます。


まとめ:HEAT20は高性能住宅の新しい基準


今回は、「HEAT20って何?G3はどのくらい?」について詳しく解説しました。 HEAT20は、一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会が提唱する新しい断熱基準です。 G3は、その中で最も高いグレードで、UA値が0.28以下、C値が0.5以下の住宅を指します。 G3では、快適な室温を保ち、温度ムラをなくし、内部結露やカビを防ぐことができます。

高性能な住まいを探しているご家族は、是非この記事を参考にしてくださいね! AirLogicでは、Aエリア周辺で3の高性能な注文住宅を提案しています。 鳥栖エリア周辺のお家づくりはAirLogicにお任せください!!