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【住宅のプロが教える】家の湿度ってどのくらいがいい?

コラム

2023/08/14

はじめに


こんにちは!AirLogicです。じめじめした季節が続いていますが、家の湿度の理想的な数値や具体的な影響について詳しくご存知ですか? 今回の記事では、家の湿度とは何か、適切な湿度の目安、そして高湿度住宅の問題点について詳しく解説します。 この記事を読むことで、家の湿度の重要性と高湿度住宅について深く理解できます。 これから新築を考えているご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください。


そもそも家の湿度とは?


家の湿度とは、実は住宅の快適性や健康に大きく関わる要素の一つです。 ここでは、湿度とその測定方法、さらに湿度を調整する方法について説明します。


湿度とは?


「家の湿度」という言葉は耳にすることがあっても、その具体的な意味について理解している方は少ないかもしれません。 簡単に言えば、家の湿度とは空気中に含まれる水分の量のことを指します。 空気中に含まれる水分は温度や気圧によって変化しますが、一般的には「相対湿度」という数値で表されます。 相対湿度とは、空気がその温度で含むことができる水分量(飽和水蒸気量)に対する現在の水分量(水蒸気量)の割合を表したものです。 相対湿度が高いと空気中に水分が多く含まれており、低いと少なく含まれています。


家の湿度を調整する方法とは?


家の湿度を調整する方法は大きく分けて2つあります。一つ目は「加湿器」や「除湿器」などの機器を使う方法です。 加湿器は空気中に水分を加えることで相対湿度を上げる機器であり、除湿器は空気中から水分を取り除くことで相対湿度を下げる機器です。 これらの機器を使うことで、部屋の湿度を自分の好みや目的に合わせて調整することができます。 ただし、加湿器や除湿器を使う場合は、過度な加湿や除湿を避けることや、機器の清掃やメンテナンスを行うことが重要です。


もう一つの方法は「換気」をする方法です。換気とは、室内の空気と外気とを入れ替えることで、室内の空気環境を改善することです。 換気をすることで、室内の温度や湿度だけでなく、二酸化炭素や有害物質などの濃度も低下させることができます。 換気の方法は様々ありますが、一般的には窓やドアを開けて自然に空気を入れ替える「自然換気」や、扇風機やエアコンなどの機器を使って強制的に空気を入れ替える「強制換気」があります。 換気をする際は、部屋の大きさや用途に応じて適切な方法や時間帯を選ぶことが大切です。


家の湿度の目安は?


では、家の湿度はどのくらいが理想的なのでしょうか。一般的には、以下のような目安があります。


家の湿度の目安①:季節によって変える


家の湿度は季節によって変化します。冬は乾燥しやすく、夏は蒸し暑くなりやすいため、それぞれに合わせて調整する必要があります。 冬は相対湿度が40%以下にならないように加湿することで、乾燥肌や喉の痛みなどを防ぐことができます。 夏は相対湿度が70%以上にならないように除湿することで、カビやダニなどの発生を抑えることができます。


家の湿度の目安②:部屋ごとに変える


家の湿度は部屋ごとにも変化します。例えば、キッチンやバスルームなどでは水分が多く発生するため、相対湿度が高くなりやすいです。 そのため、これらの部屋では除湿や換気をしっかり行うことが必要です。 一方、リビングや寝室などでは人間が長時間滞在するため、相対湿度が低くなりやすいです。 そのため、これらの部屋では加湿や換気を適度に行うことが必要です。


家の湿度の目安③:体感温度に合わせる


家の湿度は体感温度にも影響します。体感温度とは、実際の温度だけでなく、風や日射し、湿度なども考慮した人間が感じる温度のことです。 体感温度は相対湿度

によって大きく変わります。相対湿度が高いと、汗が蒸発しにくくなり、暑さを感じやすくなります。 逆に、相対湿度が低いと、汗が蒸発しやすくなり、寒さを感じやすくなります。 そのため、家の湿度を調整することで、体感温度を快適に保つことができます。


高湿のデメリット3選


反対に、湿度が高い住宅にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。 以下に、高湿のデメリットを3つご紹介します。


高湿のデメリット①:カビやダニが発生しやすい


高湿のデメリットの一つ目は「カビやダニが発生しやすい」です。 湿度が高いと、カビやダニなどの微生物が繁殖しやすくなります。 カビやダニは壁紙やカーテン、布団や衣類などに付着し、見た目だけでなく、臭いやアレルギーなどの健康被害を引き起こす可能性があります。


高湿のデメリット②:建物の劣化が早まる


高湿のデメリットの二つ目は「建物の劣化が早まる」です。 湿度が高いと、木材や金属などの建材に水分が浸透し、腐食や膨張などの損傷を引き起こします。 その結果、建物の強度や耐久性が低下し、修繕費用がかさむという問題があります。


高湿のデメリット③:不快感やストレスが増える


高湿のデメリットの三つ目は「不快感やストレスが増える」です。 湿度が高いと、汗をかきやすくなり、肌荒れやニキビなどのトラブルが起こりやすくなります。 また、暑さを感じやすくなり、睡眠不足やイライラなどの精神的な不調も引き起こします。 これらの不快感やストレスは、免疫力の低下や生活習慣病などの原因にもなります。


まとめ:家の湿度に気を付けて快適に暮らそう


今回は、「家の湿度」について詳しく解説しました。 適切な湿度は季節や部屋ごとに異なりますが、一般的には50%前後が理想的とされています。 家の湿度を調整することで、快適で健康的な生活空間を提供します。 しかし、そのためには適切な加湿・除湿・換気が必要であり、これが住宅づくりの大切な考え方となります。

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