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【住宅のプロが教える】全館空調のメリットは?失敗しないためには

コラム

2023/08/23

はじめに


こんにちは!AirLogicです。 今回の記事では、全館空調というシステムについて、そのメリットや失敗しないためのポイントをご紹介します。  この記事を読むことで、全館空調の仕組みや効果、そして注意点について詳しく知ることができます。 これから高性能住宅を建てるご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください。


全館空調とは?


全館空調とは、その名の通り、家中の空気を循環させて温度や湿度をコントロールする空調システムです。 一般的なエアコンと違って、部屋ごとに設置するのではなく、家全体を一つの空間として扱います。 そのため、家中どこでも快適な温度や湿度を保つことができます。


全館空調の仕組み


全館空調の仕組みは、大きく分けて以下の3つの要素から成り立っています。


  • 送風機:家中の空気を吸い込んで送風する装置です。屋根裏や天井裏などに設置されます。
  • ダクト:送風機から各部屋に空気を配分するための管です。壁や床の中に埋め込まれます。
  • 吹き出し口:ダクトから各部屋に空気を吹き出すための口です。天井や壁に設置されます。

これらの要素が連動して動作し、家中の空気を循環させます。


全館空調の種類


全館空調には、大きく分けて以下の2種類があります。


  • 換気型:外気と室内空気を入れ替えるタイプです。外気を取り入れて温度や湿度を調整し、室内空気を排出します。新鮮な空気を供給することができますが、外気温に左右されやすいです。
  • 循環型:室内空気を再利用するタイプです。室内空気を送風機で吸い込んで温度や湿度を調整し、再び吹き出します。エネルギー効率が高く、外気温に影響されにくいですが、換気が不十分になる可能性があります。

どちらのタイプもメリットとデメリットがありますが、最近では循環型が主流となっています。


全館空調のメリット4選


全館空調には、以下のようなメリットがあります。


全館空調のメリット①:家中どこでも快適な温度や湿度を保つ


全館空調の最大のメリットは、家中どこでも快適な温度や湿度を保つことができるということです。 一般的なエアコンでは、部屋ごとに温度や湿度が異なり、移動するたびに不快感を感じることがあります。 しかし、全館空調では、家全体を一つの空間として扱い、空気を循環させることで、家中どこでも均一な温度や湿度を保ちます。 これにより、季節や時間帯に関係なく、快適な生活環境を実現できます。


全館空調のメリット②:光熱費を節約できる


全館空調のもう一つのメリットは、光熱費を節約できるということです。 一般的なエアコンでは、部屋ごとに設置する必要があり、使用する部屋の数に応じて消費電力が増えます。 しかし、全館空調では、一台の送風機で家中の空気を制御するため、消費電力が少なくて済みます。 また、循環型の場合は、室内空気を再利用するため、外気温に影響されにくく、冷暖房効率が高くなります。 これにより、光熱費を大幅に削減できます。


全館空調のメリット③:健康面での効果が期待できる


全館空調のもう一つのメリットは、健康面での効果が期待できるということです。 全館空調では、家中の空気を清浄化するフィルターを備えています。 このフィルターは、花粉やハウスダストなどのアレルギー物質やウイルスや細菌などの有害物質を除去します。 これにより、アレルギーや感染症などの予防に役立ちます。 また、温度や湿度を適切に管理することで、乾燥肌や喉の痛みなどのトラブルも防ぐことができます。


全館空調のメリット④:静音性が高い


全館空調のもう一つのメリットは、静音性が高いということです。 一般的なエアコンでは、室内機や室外機が発する音が気になることがあります。 しかし、全館空調では、送風機は屋根裏や天井裏に設置されるため、音がほとんど聞こえません。 また、吹き出し口も小さくて目立たないため、視覚的にも邪魔になりません。 これにより、静かで快適な暮らしを楽しむことができます。


全館空調を失敗しないためには?

全館空調を失敗しないためには、以下の3つのポイントに注意する必要があります。


全館空調を失敗しないためのポイント①:設計段階で専門家に相談する


全館空調を導入する場合は、設計段階で専門家に相談することが重要です。 全館空調は、家の構造や間取りによって最適な設置方法や性能が異なります。 そのため、自分で勝手に決めるのではなく、全館空調のプロである専門家に相談して、自分の家に合ったシステムを選ぶことが必要です。 専門家に相談することで、以下のようなメリットがあります。


  • コストパフォーマンスが高まる:専門家は、自分の家の大きさや形状に合わせて、最適な送風機やダクトのサイズや配置を提案してくれます。これにより、無駄な消費電力や工事費を抑えることができます。
  • トラブルが減る:専門家は、全館空調の施工において、気密性や断熱性などの重要な要素を考慮してくれます。これにより、内部結露や温度ムラなどのトラブルを防ぐことができます。
  • アフターサービスが充実する:専門家は、全館空調の設置後も定期的なメンテナンスや点検を行ってくれます。これにより、故障や不具合が発生した場合も迅速に対応してくれます。

以上のように、設計段階で専門家に相談することは、全館空調を成功させるための必須条件です。


全館空調を失敗しないためのポイント②:換気システムと併用する


全館空調を導入する場合は、換気システムと併用することも重要です。 全館空調は、室内空気を循環させるシステムですが、それだけでは換気が不十分になる可能性があります。 特に循環型の場合は、外気と室内空気の入れ替えが行われません。 そのため、室内空気中の二酸化炭素や有害物質が増えてしまい、健康被害や臭いの問題が発生する可能性があります。


そこで、換気システムと併用することで、以下のようなメリットがあります。


  • 新鮮な空気を供給できる:換気システムは、外気と室内空気を入れ替えることで、新鮮な空気を供給します。これにより、室内環境を快適に保つことができます。
  • 室内空気の質を向上できる:換気システムは、室内空気中の二酸化炭素や有害物質を排出することで、室内空気の質を向上します。これにより、健康被害や臭いの問題を防ぐことができます。
  • エネルギー効率を高めることができる:換気システムには、熱交換型というタイプがあります。このタイプは、外気と室内空気の温度差を利用して、熱を回収することができます。これにより、冷暖房の負荷を軽減し、エネルギー効率を高めることができます。

以上のように、換気システムと併用することは、全館空調の効果を最大限に発揮するための必要な条件です。


全館空調を失敗しないためのポイント③:操作方法やメンテナンス方法を理解する


全館空調を導入する場合は、操作方法やメンテナンス方法を理解することも重要です。 全館空調は、一般的なエアコンとは異なるシステムですので、その特性や仕様に合わせて適切に使用する必要があります。 そのため、操作方法やメンテナンス方法を理解することで、以下のようなメリットがあります。


  • 快適さや効率性を高めることができる:操作方法やメンテナンス方法を理解することで、自分の家に合った温度や湿度の設定や調整ができます。これにより、快適さや効率性を高めることができます。
  • 故障や不具合を防ぐことができる:操作方法やメンテナンス方法を理解することで、正しい使い方や手入れ方ができます。これにより、故障や不具合を防ぐことができます。

以上のように、操作方法やメンテナンス方法を理解することは、全館空調を長く安心して使用するための必須条件です。


まとめ:全館空調は高性能住宅に欠かせないシステム


今回は、「全館空調」について詳しく解説しました。 全館空調は、家中の温度や湿度を一定に保つための空調システムです。 高性能住宅には欠かせないシステムであり、快適な暮らしを実現するためには必要不可欠です。 しかし、そのためには適切な設計や施工、操作やメンテナンスが必要です。

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