スタッフブログ
Blog
断熱等級が変える、住まいの質と暮らしの未来
コラム
2025/12/25
New
断熱等級が変える、住まいの質と暮らしの未来 ― エアロジックという選択
断熱等級とは
断熱等級とは、住宅の断熱性能を客観的に評価する国の基準で、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に基づき定められています。
エアロジックの住まいづくりにおいても、この断熱等級は設計思想の中核を成す重要な指標です。
主に以下の2つの指標によって評価されます。
-
UA値(外皮平均熱貫流率)
→ 住宅全体からどれだけ熱が逃げやすいかを示す数値(小さいほど高性能)
エアロジックでは、このUA値を重視した外皮設計が行われます。 -
C値(相当隙間面積)
→ 建物全体にどれだけ隙間があるかを示す数値(小さいほど高気密)
エアロジックの設計では、断熱性能を最大限に活かすため、
気密性能(C値)を含めた施工精度が重視されています。
現行の断熱等級(概要)
-
等級4:旧省エネ基準(2025年以降は最低基準)
-
等級5:ZEH水準
-
等級6:HEAT20 G2相当
-
等級7:HEAT20 G3相当
エアロジックが目指す住まいは、これらの上位等級を前提に、性能と体感の一致を追求しています。
断熱等級が高い住宅のメリット(5つ)
① 一年を通して快適な室内環境
高断熱住宅は外気温の影響を受けにくく、
冬は暖かく、夏は涼しい室温を安定して保つことができます。
エアロジックの住宅では、全館を通じて温度ムラが少なく、
廊下や脱衣所まで快適性が行き届きます。
② 冷暖房費の大幅な削減
断熱性能が高いほど、冷暖房に必要なエネルギーは減少します。
エアロジックのように断熱・気密・空気の流れを一体で考える住まいでは、
光熱費を30〜50%以上削減できるケースもあります。
③ ヒートショックのリスク低減
住宅内の温度差が小さいことで、
冬場の入浴時などに起こりやすいヒートショックの発生リスクを抑制します。
エアロジックは、健康を守る住宅性能という視点でも、高い断熱等級の価値を最大化します。
④ 建物の耐久性が向上
高断熱・高気密住宅は、内部結露が起こりにくく、
柱や断熱材の劣化を防ぎます。
エアロジックでは、空気環境を含めた設計により、
住宅の長寿命化と性能の持続性を実現します。
⑤ 資産価値・将来価値が高まる
断熱等級の高い住宅は、
-
住宅ローン優遇
-
補助金制度の対象
-
中古市場での評価向上
といった面で有利になります。
エアロジックの住まいは、性能が可視化できるため、
将来にわたって価値を語れる住宅となります。
締め
断熱等級は、単なる性能数値ではなく、
快適性・健康・省エネ・耐久性・資産価値を左右する住まいの本質です。
そしてエアロジックは、断熱等級という基準を起点に、
設計・空気・暮らし方までを一体で考えることで、
今だけでなく、10年後・30年後も誇れる住まいを形にしています。
性能を数値で終わらせず、体感へと昇華する。
それが、エアロジックの住まいづくりです。
